Surfaceシリーズが起動しなくなり、修理も難しいためMicrosoftに交換依頼しようと奮闘されている方、お疲れ様です。
交換依頼のウェブページをスマホで操作していると思います(パソコンが壊れたため)。しかしMicrosoftの交換依頼ページは、パソコンでは操作しやすいのにスマホでは操作しにくいです。
私はSurface Laptop2を購入しましたが、保証期間が終わった半年後に起動しなく(スリープから復帰しなく)なりました。その時の経験を振り返り書いています。
・Microsoftの製品保証期間が過ぎている
・スマホでの交換依頼で困っている
この記事を読むと、MicrosoftのSurfaceシリーズの交換がスマホからでも申し込みできます。
ただ、先に書いておきますが、私は最終的に交換はしなかったです。
Microsoftの交換申込のページに入力していくと案内があり、交換費用がそこそこすることと、交換で送ってくれるものは新品ではないので最終的に交換をやめました。リフレッシュ品(再生品)と呼ばれるものが届くようで、動作保証期間が短く不安があるため交換はしなかったです。
私は最終的に交換をしませんでしたが、交換をしたいのに手順が分からない方の参考に手順を書きます。
Surface交換流れ①~③
SurfaceはMicrosoftが手掛けるシリーズで、交換対応はMicrosoftが行っています。
私はAmazonで購入していますが、Amazonを通してではなく直接Microsoftとのやり取りになります。初期不良であればMicrosoftではなく購入店が対応するところもあるとかないとか……ですが詳細不明です。
Surfaceシリーズの交換は、以下の流れで行います。
なお、Microsoftのウェブページには、「修理」という言葉が使われていますが、これは「交換」の意味です。いまあなたの手元にあるノートパソコンの中を開けて部品交換などをして返すわけではないです。リフレッシュ品(再生品、リファービッシュ品ともいう)との交換です。
②交換申込を説明します
交換までの流れは、①事前準備(デバイス登録)、②交換申込、③発送、ですが、この記事では②交換申込について書きます。
①事前準備(デバイス登録)については、Microsoftの案内に沿って行ってみてください。スマホでの操作も特に問題ないです。
③発送については、交換申込を一度はしたものの、キャンセルをして最終的に発送はしなかったため、すみません、説明できないです。
私が最も困ったのは②交換申込で、同じように困っている人も多いかと思います。②交換申込を、スマホのスクショ付きでご説明します。
使用しているスマホ→iPhone
スマホで交換申込するときのスクショを撮影しています。使用しているスマホはiPhoneです。
交換申込の手順
では交換申込の手順を説明します。①事前準備(デバイス登録)が終わっている前提です。
また、保証期間が終わっている人向けです(同志よ)
交換デバイスの選択
Microsoftにサインイン
Microsoftにサインイン(ログイン)します。
(既にアカウントやデバイス登録が終わっているとして進めます)
修理するデバイスを選択する
サインインすると、自分の名前などが表示されます。
上の方に3つの点があるので、そこをタップします。
タップすると、メニューが表示されます。
「デバイス」をクリックします。
すると、既に登録してあるパソコンの一覧が出ます。その中から、交換したいパソコンの「詳細を見る」をタップします。
「詳細を見る」タップすると、そのパソコンの様々な情報が表示されます。
その中から「デバイスのカバレッジ」という項目に「注文を開始する」があります。
Microsoftの日本語訳がおかしいと思いますが、「注文を開始する」をタップすると修理依頼画面に飛べます。
「注文を開始する」をクリックしても、何か購入させられるわけではないです。
補足
上記の方法で修理依頼のページにいくことができます。
他の方法としてMicrosoftのサポートにある「Surfaceを修理に出す方法」から修理依頼ページを開く方法もあります。
「修理の依頼」というところをタップし、
送付する場合は、「デバイス サービスと修理」にアクセスし、Microsoft アカウントを使用してサインインします。
という文面の「デバイス サービスと修理」をタップする方法です。
ただ、この方法だと途中でエラーが発生することもあるので、確実性の高い上記の方法を書きました。どちらの方法でも最終的には同じ修理依頼ページに飛びます。
修理依頼ページに入力
↓のような修理依頼ページが開きます。
ここから、各種選択や入力を行います。
問題の種類
問題の種類を入力します。
選択肢はなぜか英語と日本語交じりです。
カテゴリと問題の種類の選択肢を説明します。
・Accessory
・Device
→パソコン本体が壊れている場合はDeviceを選択します。周辺機器が壊れている場合はAccessoryを選択します。
・Audio Issue(オーディオの問題)
・Battery Won’t Charge(バッテリーが充電できない)
・Cracked Screen(画面のひび割れ)
・Display Issue(ディスプレイの問題)
・Safety Concern or Issue(安全上の問題)
・System Performance(システムパフォーマンス)
・Touch Screen Issue(タッチスクリーンの問題)
・Trackpad Functional Issue(トラックパッドの問題)
・Turns on but won’t start up(電源をつけても起動しない)
・Will not turn on(電源がつかない)
・その他
・キーボードの機能的な問題
・ネットワーク接続
・浮いた、外れた、または膨らんだ両面
・液体による損傷
・物理的破損
英語と日本語の選択肢が混じっています。英語の横のかっこ書きは私がつけた日本語訳です。
→あなたのパソコンの状況に合った選択肢を選びます。
私の場合は電源をつけても起動しなかったので、「Turns on but won’t start up」を選びました。
次に、問題について入力します。簡単なもので大丈夫です。
入力したら「次へ」をタップします。
なお、カテゴリや問題の種類の選択ができていないと、「次へ」はタップできないです。
配送先住所の入力(選択)
交換品を送ってもらう住所を入力(選択)します。
既にアカウント登録時に何か住所を入力していれば、その住所をタップします。
まだ入力していない場合は「新しい住所を入力してください」をタップします。
住所の入力は、海外の入力順(日本と反対)です。
Set as your preferred billing and shipping addressは、チェックを入れる方が後々楽です。
配送先の入力(選択)ができたら、「次へ」をクリックします。
サービスメソッドの選択
サービスメソッドの選択とありますが、私の場合は「保証対象外-スタンダード交換」の1択だけです。人によるかもしれませんが、保証期間が終わっている人は同じかと思います。
ここで、交換のための費用と、どんな交換品を送ってくれるのかが変わります。
Surface Laptop2(2021年9月時点)の交換費用は、53,980円です。他のSurfaceシリーズは、Microsoftのこちらで分かります。
交換で新しく届けてくれる製品は、新品ではなく、再生製品です。リフレッシュ品やリファービッシュ品とも呼ばれます。
費用や交換品に納得がいけば、タップして「次へ」に行きます。
「次へ」が押せない場合、サービスメソッドの選択のところをもう一度タップしてみてください。点点の線が、まっすぐの実線に変われば選択できています。
配送方法の選択
Microsoftに手元のパソコンをどうやって発送するかを選択します。
日本郵便(郵便局)の窓口に持ち込むか、集荷にきてもらうかが選べます。今回の説明では、持ち込みを選択して進みます。
注文内容の確認&決済
注文内容の確認のページにきます。(ここでエラーが出る時があります。後述します)
費用の確認をし、決済情報を入力します。なお、決済方法はクレジットカードのみです。銀行振込などの方法はできません。
既にカード情報をアカウント登録時などに入力していた場合は、そのカード情報を選択します。まだの場合は「新しい支払い方法を追加する」をタップし、情報入力します。
「この支払方法を使用する」をタップします。
最後に、Microsoftデバイスサービス注文のご契約条件の承諾をチェックすると、「注文を確定する」がタップできるようになります。
内容に問題なければ確定します。
エラーの対処方法
配送方法を選んで「次へ」をタップしたあと、注文内容確認のページでエラーが発生することがあります。
私が遭遇したエラーは2種類です。Cookieとサードパーティーです。
Cookieをクリアしてやり直してください
「この修復注文を完了する際に問題が発生した場合は、このブラウザーのCookieをクリアして、やり直してください」というエラーが出た場合です。
対処法として下記をお試しください。iPhoneの場合を書きますが、Androidでも同じような方法があると思います。
・Microsoftのページに関わる閲覧履歴を消す
iPhoneではCookieのクリア方法としてよく「履歴とWebサイトデータを消去」(設定→Safari)がありますが、これをすると不便なこともあります。なので、まずはMicrosoftの閲覧履歴を消去してエラーが解消するか試しましょう。
方法は、設定→Safari→詳細 のページにいきます。「Webサイトデータ」をタップすると、様々なウェブサイトの閲覧データが一覧で出てきます。そこからMicrosoftに関連のあるデータを削除します。検索窓でMicrosoftを入力すると便利です。
・プライベートモードでやり直す
Safariにはプライベートというモードでウェブサイトを開くことができます。Microsoftの閲覧を消しても同様のエラーが出た場合は、次はプライベートモードで同じ手順をしてください。
・不要なページを開いている場合は消す
ウェブサイトをいくつも開いている場合、全て消します。
・Microsoftのログインをやり直す
一度Microsoftからログアウトし、再度ログイン(サインイン)します。この時、MicrosoftのCookieを許可するかどうかのメッセージが出たら、許可します。
・Safari以外のブラウザでやり直す
Safariで駄目であれば、他のブラウザでやり直してみます。Chromeや、Edgeがあります。
・(もしパソコンが使える状況なら)パソコンでやり直す
もし家族のパソコンが使えるなら、スマホからではなくパソコンからやり直してみてください。
サードパーティのCookie
「お使いのブラウザーがサードパーティのCookieをブロックしています。このアクティビティを完了するには別のデバイスを使用してください」というエラーが出た場合です。
対処法として下記をお試しください。iPhoneの場合を書きますが、Androidでも同じような方法があると思います。
・コンテンツブロッカーを一時的にOFFにする
広告をブロックするために、コンテンツブロッカーのアプリをインストールしていないでしょうか。私の場合は、AdFilterというコンテンツブロッカーをONにしていました。
これを一時的にOFFにすると、解消しました。
OFFにするには、iPhoneの「設定→Safari→コンテンツブロッカー」でOFFにできます。
まとめ
修理依頼の入力方法を説明しました。
私は最終的には交換はせずに、中古でLet’s Noteを買ってこのブログを書いています。交換しようか迷っていたときは、使えるパソコンもなくスマホで交換依頼を試していました。2021年の2月ぐらいの話です。
このブログは2021年9月の情報で書いていますが、2021年2月のときに比べると、Microsoftの交換依頼のページはやりやすくなっています。ただ、やはり、まだ色々分かりにくいですし、エラーも出ます。
このブログを参考に、交換を希望されている人が無事交換できればと思います。
もし費用、交換品が新品でないのはちょっと……と言う方は、買い取ってもらって、安く中古でMicrosoft以外を買うこともオススメします。